はじめから理解ってた だから悲しくはない
少しずつ 少しずつ 数を数えるみたいね 草木の枯れる色がぼやけ 季節の終わりが理解らない D.L.N / ガゼット イタリアのみならず全世界を揺るがしたカルチョの不正疑惑。 まだ確定ではありませんが、処分が発表されました。 大方の予想から見ると大幅に軽い処分となりましたが セリエA最大の名門チーム、ユベントスの降格は変わりません。 現時点で発表されている処分をまとめると ミランは来季の勝ち点8ポイント減。 ラツィオは勝ち点11ポイント減。 フィオレンティーナは勝ち点19ポイント減。 ユベントスは2部降格と来季の勝ち点17ポイント減。 ただしミランを除く3チームはこの処分を不服としており、 問題はまだまだ長引きそうです。 特にラツィオとフィオは降格を免れたにも関わらず、です。 はっきり言って厚かましいですね。 本来は4チーム全て降格が当然ですから。 不正の中核にあったユベントスの降格だけは覆らないでほしいものです。 一応、詳しくない方のために これらのチームの不正が認められたことの衝撃の大きさについて 簡単に説明しておきましょう。 インテル、ミラン、ユベントスの3チームは イタリアで最も実績のあるチームの証であるステラ(星)を持っています。 この「星」は10回の優勝につき一つ、 エンブレムの下に付ける事が許される栄光の印。 その数はインテルとミランが1つ、ユベントスが2つです。 それ以外のチームはまだ星を持っていません。 さらに 一度も2部に降格したしたことのないたった2つのチーム、 それがインテルとユベントスなのです。 かつてのイタリアの王者達の中で 今では唯一の汚れなき王者となったインテル。 ですがこれはインテリスタとしても複雑な心境です。 ユベントスやミランに全くひけをとらない陣容を揃えながら ここ10年もの間、優勝から遠ざかってきたインテル。 その裏にはユベントスをはじめとした組織的な不正があったわけです。 そこには「やっぱり・・・」という気持ちもあります。 あんなにも強いチームが優勝から遠ざかってきたのには 誰もが少なからず違和感を抱いていたでしょう。 結局のところ、不正には関与しなかったインテルもまた ユベントスが仕組んだ見世物小屋の登場人物にすぎなかった。 そういう風にも感じてしまいます。 たとえユベントスの優勝が取り消されようとも、 その間にインテルが失ってきたものはもう戻りませんから。 ユーベには当初の推定通りの3部降格を望むみのるでした。 スポンサーサイト
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つぼみ開く頃 伝えたいことだらけさ 一つ 二つ 全部
夢は夢のまま 諦めるその前に 夢は夢じゃないと 胸張れそうさ 別々の道を選んだ人 約束の場所は見えてますか? Re:Dreamer / シド いやいや。 更新停止記録を絶好調で塗り替えてきたわけですが いい加減に再開しましょうかね。 フットボール関連で書きたい事もありますしね。 V系記事もぼちぼち書いていきますんで まぁ今月の更新回数はあと3回ぐらいを目標に(・ω・) 今回はイタリアの優勝に終わったW杯について。 国内でのスキャンダルに揺れながらの躍進で 大方の予想を大きく裏切る結果になりました。 このスキャンダルについて詳しくは後で触れるとして 多くの選手が実際に不安を抱えながら戦っていたそうです。 なにより話題になったのは 決勝でのジダン退場のシーンでしょう。 20世紀最後のファンタジスタと呼ばれた選手が その輝かしいキャリアの最後をああいった形で迎えた、 その衝撃の大きさは言うまでもありません。 暴行の引き金となったマテラッツィに対し 批判的な意見も少なくないようですが・・・ そのマテラッツィについてのエピソードをどうぞ。 マテラッツィはセリエAのインテルに所属し、 その過激なプレースタイルで知られる 典型的なクラッシャータイプの大型ディフェンダーです。 「アサッシーノ(殺し屋)」と呼ばれるほどの過激なプレーは イタリアでも非難を浴びる事が多く、 インテルの番記者をして 「彼はネラッズーロに値しない」 と言わしめたこともあります。 人格者で知られるジダンをああいった目に合わせたとあっては なおさら彼のイメージは悪くなりそうです。 ただ、当時のチームメートだったヴィエリが 近年のプレーの過激化に苦言を呈した事を受けて 「俺はクラシックバレェをやってるんじゃない( ´_ゝ`)」 と言い切る潔いまでのヒールっぷりに密かなファンも多いのです。 ジダンの退場劇の裏でどのようなやり取りがあったのか、 今はまだ分かりません。 が、これだけは言えます。 決勝はマテラッツィのいいとこ取りだった、と。 アズーリの絶対のディフェンスリーダーであるネスタが負傷し あくまでもその代役として出場機会を得ながら、 決勝では 自らのミスでPKを献上し、 その借りを返す同点弾を叩き込み、 最後にはジダンに非情な引導を渡す。 邪道、極めたりの印象です。 ちなみにプライベートでの彼は 周囲によく気を使う子供思いの父親でもあります。 そういうのに結構憧れるみのるでした。 |
君がいない夜を越えて やがて辿りついたEDENは
虹が見える景色なのに なぜか悲しくて 二人きりの最後の夜 無理に笑って見せたんだね 涙声でつぶやく寝言 「・・・一人にしないで・・・」 そばにいない 過去になった鳥はもう捕まえられない もう今さら 空に溶けた君をさがしてみても EDEN~君がいない~ / Janne Da Arc タイトルには入れていませんがやはり触れない訳にはいきません。 イタリアのみならず全世界を駆け巡った、 カルチョの一大スキャンダル。 セリエAで最も輝かしい実績と人気を誇るユベントスの前GMが その強大な権力と経済力をもってして 審判からリーグ運営、選手の動向までも支配していたというものです。 前GM・モッジの名から 「システマ・モッジ」 と呼ばれるこの腐敗の仕組みには ユベントスだけでなくいくつかのビッグクラブや審判組織が関わっており、 またそれに加担しなかった者は徹底した迫害を受けました。 今回の発覚によりユベントスの今季と昨季の2連覇は取り消され、 2部または3部への降格処分が予想されています。 八百長などのカルチョの腐敗は以前から事件になる事もありましたし ユベントス戦を巡るジャッジが明らかに不自然である事も言われてきました。 PKでハットトリックなんて事もあったような・・・(゚Д゚;) しかし、今回のスキャンダルは そういった想像さえも遥かに凌ぐものでした。 これから先、カルチョはどうなってしまうんでしょうか。 さて。 W杯に向けての各国代表が発表されましたね。 日本代表では 久保が落選、巻が選出された事がサプライズと言われていますね。 個人的にはあまり大きな驚きはありませんでしたが┐(´∇`)┌ いくら実績や実力があっても調子が万全でないなら選ばれない。 歴史的に見てもそれが代表選考の鉄則です。 また、前向きに考える材料として 国民の支持の高い選手をあえて除外して結果を残した国も多いという事。 カントナを外してジダンを選び、98年大会で優勝のフランス。 ロマーリオを外してリバウドを選び、02年大会で優勝のブラジル。 監督の世代交代の決断が功を奏したという形です。 もっとも、久保はW杯での実績があるわけでも絶対のエースでもないので こういった例に当てはめるのはやや無理がありますが。 ともかく、大抜擢された若手が大活躍ということにでもなれば それが本当のいい意味でのサプライズですよね。 そして、CL決勝、バルセロナ×アーセナルについて。 生活のリズムが正常に戻った今では 夜中に起きる事が本当に辛いと感じます(><) それでもがんばって午前3時に起きました。 ちなみに、前日は12時まで飲まされていました(゚Д゚;) 目を覚ました時にはまだ酒が残っていました・・・。 試合の内容については今更ですので書きません。 感想としては 初の快挙となるアーセナルを個人的に応援していましたが やっぱりバルサは強かった、といったところですね。 いくつか納得のいかない判定もありましたが バルサの実力が勝っていたのは紛れも事実ないでしょう。 で、その納得のいかなかった判定。 レーマン退場の場面ですが、 こぼれ玉をジュリが押し込んだのにアドバンテージをとらず レーマンを退場にした上でフリーキックから再開。 通常であればゴールを認めた上でレーマンには警告を出す場面でしょう。 判定がどちらに有利に働いたかはともかく どうしてああいった判定になったのかが疑問です。 これが伏線となり、バルサの同点弾に対して あれはオフサイドをとるべきだったという声があがっています。 聞けば、試合の当日になって主審の変更があったそうで 彼は代理の主審だったわけです。 変更の理由は 当初予定されていた主審が バルサのシャツを着て現れたため だそうです。 アホか!!(゚Д゚#) 日本よりもアズーリが心配なみのるでした。 |
もう何も言わないで 必要はないから
もう何も言わないよ 戻れないから 回る世界の果てで 君が泣いている 回る世界の様に 僕が泣いている 回らなくなった世界も時にやさしい 悲しまないでね 今度は僕がネジを巻くから ネジマキドリ / 人格ラヂオ いや、まだシーズンは終わってないんですけどね。 もうインテル総括しちゃいます。 理由はサッカーが好きな人はもちろん知ってるでしょうが 一応、説明しておきましょう。 俺の愛するインテルは 今年も結果を残せなかった。 うーむ(´-ω-`) ビエリ依存からの脱却を期したシーズン。 ベロンの欧州での最後のシーズン。 ミハイロビッチの選手としての最後のシーズン。 それでも何も残せなかった。 何が足りないのか? 意見は様々でしょうが俺なりの分析も交えつつ、 今回の記事とさせていただきましょう。 インテルの現状を具体的に言いますと・・・ セリエAの優勝は絶望的。 サン・シーロでのミラノデルビーに敗れ準優勝も絶望的に。 欧州CLでは準々決勝でビジャレアルにまさかの敗退。 嗚呼、無情('A`) まずはCLでの敗戦から分析しましょう。 チームとしての評価はインテルの方が圧倒的に上でした。 これは誰にとっても異論のない事だったでしょう。 アウェーゴール差でインテルを下したビジャレアルは リケルメを中心にうまくまとめられたチームであるとは言え 「イエローサブマリン」の異名が示す通りの浮き沈みの激しさ、 そして現時点でのリーガでのポジションを考えても 決して負けていい相手ではありませんでした。 もちろん、CLでは簡単な試合などありません。 油断した者は敗れます。 当然それを考慮に入れた上でなお、インテル有利は揺るがないはずでした。 だが、負けた。 ビジャレアルを甘く見たとか、そういう次元の問題ではありません。 この試合の内容に関しての報道では 勝ったビジャレアルを評価するのではなく、 負けたインテルを批評するものばかりが目に付きました。 それほどにインテルのパフォーマンスが 観客の期待を裏切るものだったということなのでしょう。 特にこのところ不調の続くアドリアーノへの失望は これで決定的なものになってしまいました。 次に、わずかに残されていた準優勝への希望を奪われた サン・シーロでのミラノデルビー。 正直なところ、この試合は負けるような気がしていました。 サン・シーロでの試合、つまりアウェーだったこと。 CLやセリエAでの不甲斐ないプレーに怒ったサポーターによる 空港での選手への暴行事件の影響。 インテルサポーターの観戦ボイコット。 そして何より、 インテルはここ一番で勝てない ということ。 結果は案の定でした。 俺は地上波でのダイジェスト放送しか見ていませんが 好調とは言えないミランに対してまったく何も出来ないインテル。 チームがかなり深刻な状況にあると感じさせられました。 今シーズンはまだ数試合を残しており、 もうすぐコッパイタリアも控えています。 ですが、俺はもう今期はインテルの試合は見ません。 当分はこの状態を脱却できないと考えるからです。 デルビーをボイコットしたサポーターに共感したとも言えますね。 少し前の阪神ファンもこんな気持ちだったのかな?みのるでした。 |