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給食、ありさん(´・ω・`)
二人出逢ってしまった罪を「後悔してる?」と呟いて
まだ引き返せると思ってたあの時に離れて行ければ
降り注ぐ愛で結ばれてるのに満たされない隙間埋めて
いつも貴方の側で愛を感じていたい ただそれだけで...
貴方抱いていて 狂おしい程にこの身が果てるまで
許されない愛と分かってる せめて今だけは...
抱きあう程...何故? 今以上を求めてしまう
指輪の跡に触れる指先までつたう この哀しみ消してせめて今だけは...

赤く染まる事の出来ない白い糸で結ばれた小指だけでつなぐ愛
白い糸 / LAREINE



どうも。
新生活に向けて期待と不安を抱えながら日々を過ごしております。
社会人としてのスタートを切った今の職場は、
社会の厳しさを感じるほど働く事もありませんでしたが
短い間にも尊敬できる上司、先輩と出会うことが出来ました。
新しい生活を充実させて成長した自分を見てもらう事が
快く俺を送り出してくれた人達への恩返しになると思っています。

まぁ、美麗字句はこのぐらいにしまして。
久々の日常ネタ、投下です。
うふふ・・・(☆∀☆)



俺の母は学校給食組合というところで働いてまして。
まぁいわゆる「給食のおばちゃん」ですね。
各小中学校の給食室での配膳や清掃が仕事です。
母が行ってるのは小学校だそうです。

給食を配るのがおばちゃんなら給食を受け取るのは給食係。
クラスでの学期ごとの「係決め」でのジャンケン大会の
敗者の中の敗者が行きつくクラスの最下層カースト・給食係。
あらゆる係の中で最も明確に毎日の労働が課せられる給食係。
そんな人生初めての階級分けにおける負け組たちに
給食セットを振り分け、彼らが返却する残飯を預かるという仕事ですね。
給食係は当番制という公平なクラスもありますが┐(´∇`)┌

ちなみに係決めでの一番人気はズバリ!保健係でしょう。
俺には未だにこの係の存在意義が分かりません。
たしか傷病者が発生した時の対応が主な業務でしたね。
具体的には
授業中に森田くんが鼻血を出した際に
本人はティッシュで押さえて済ませようとするにも関わらず
問題を速やかに排除して授業を円滑に進行したい先生の命令に従い
親切を装って森田くんを半ば強制的に保健室に連行し、
教室に戻ってくると今度は
将来どんなおばちゃんになるか容易に想像できるタイプの女子に
「ねぇねぇどうしたの?」などとさも心配そうに聞かれたりして
いや~森田が鼻血を出したから連れて行ったんだよ、
血がすごい出ててちょっと服に付いちゃったよ、と
女子に話しかけられた嬉しさも手伝ってつい得意げに語ってしまい
森田くんが闘病生活を終えてクラスに復帰する頃には
「鼻血ブー」という悲惨なあだ名が浸透している状況へ導くのが仕事です。
どう考えても係を名乗る価値がない仕事であり、
これが正当な民主主義社会であれば
すぐさま給食係あたりの下層民から廃止論が提起されるのでしょうが
そこはやはり小学生ですからね。
母ちゃんが巧妙に隠したプレステを見つける知恵はあっても
先生が定めた組織のあり方に疑問を持つことなど考えもしません。
ただ、次は自分が保健係になればいいんだ!と思うばかりです。
これは大人の社会にも当てはめてみると面白い気がします・・・が
今日は話題は給食ですから話を戻しましょう。

とにかく、そんな哀れな給食係のコンパニオンをしてる母なんですが
仕事が仕事ですからね。
勤務のシフト表の他に給食の献立表も持っています。
それを先日チラっと目にしたんですが
小学校の献立表ですから、平仮名で書いてあるんですよ。
これが逆に読みにくいんですが仕方がない事ですからね、読んでました。

すると驚愕の献立が目に入ってきたではありませんか!



「のりとありさんのつくだに」



海苔と・・・アリさんの佃煮?(゚Д゚;)
思えば俺も終戦後の食糧難の頃は
蟻でもなんでも食えるものは喰いましたよ。
あの頃はみんな生きるのに必死で気持ち悪いなどとは言ってられなかった。
だけれども、まさか飽食大国と化した現代の日本で蟻が給食に出るとは。
給食費を払わない親がいると聞いてるがその影響だろうか・・・。
でも日本でもイナゴを喰う地域もあるし、蟻も喰えるのかも。
それにしても海苔と蟻じゃあ真っ黒じゃないか。まるで彩がない。
海苔で蟻のリアルさを薄める作戦か?
まさかノリとアリ、ゴロがいいってだけで作ったとか?
いやいや~ないない(・∀・;)
しかも子供にウケがいいように「さん」付けしてちょっとかわいくしてる!



わ~アリさんだ~かわいい~パクッ
と無邪気に給食を頬張る児童の口元に海苔にまみれた蟻がついてる
(゚ー゚*)モグモグ
  ↑蟻さん


みたいなリアルホラーな妄想にしばし想いを馳せた後、
冷静に読み返してみると
「のりとあさりんのつくだに」
でした。

それでも一瞬は意味が分かりませんでしたが
母に聞くとやはり「海苔とあさりの佃煮」が正しいそうで
どうやら献立表を作った人が打ち間違えただけらしい、という話でした。
まぎらわしい!(゚Д゚#)



海苔の佃煮は大好きなみのるでした。
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【2006/12/04 18:53】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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