これも発売からかなり経ちましたね・・・
なんか1ヶ月ぐらい仕事でいっぱいいっぱいで、 タイムスリップしてきたような感覚すらあります。 これから少し追いついていけるといいんだけど。 さて、砂月のソロ第1弾ですね。 砂月、元RENTRER EN SOIのヴォーカルです。 その透き通るハイトーンな声は、安定感に欠けることを考慮しても 魅力充分と言えると思います。 特にV系というジャンルにあっては、この「華」は大事です。 元々その声とヴィジュアルからグラスハートな王子様的なキャラだったような気がしますが、リエント中期あたりからの音楽性の変化に伴い、彼のメンタリティも過去否定の「今までは痛かった!でももうあんなんと違うから!(笑)もう俺は痛くないでしょ?ね?ね?」みたいな逆に痛い方向にいってしまい、その頃から俺もリエントを聴かなくなっってしまいました。 と、このくだりはリエントのベストの感想でも触れていますのでこの辺にしますが、 このソロ作品ではそんな捨てられてしまった「白さ」が戻っています。 ここから作品自体の総評に入りますが、 バンドパートはかなり雑な作りながらも構成は無難です。 メロディーも彼の声を引き立てながら聴かせてくれますし、 アンビエント的な味付けもそれを引き立てています。 ただし、やはりヴォーカルソロの作品だけあって歌モノです。 ここをどう評価するかに分かれてきますが・・・ 初期のRentrer en Soiが好きだったなら、聴いてみる価値はある作品でしょう。 あの頃の白さ・繊細さを持ちながら、しっかりしたアレンジで安心して聴かせてくれます。 不安定とは言いながらもヴォーカルの成長は明らかで、 美しいコーラスを聴かせてくれる曲もあります。 砂月の声をじっくり楽しめる構成、という意味ではソロ作品としては成功しているでしょう。 技術★☆☆☆☆ 個性★★☆☆☆ 歌詞★★★☆☆ 旋律★★★★★ 印象:アンビエントにこそ砂月の魅力が映えているかも! スポンサーサイト
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