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俺的宗教論( ´ー`)
聖なる夜 静かな夜 誰よりも白く
面影さえ脆く Virgin air 壊れて消えた
聖なる夜 静かな夜 何よりも白く
その「過去」も「未来」も Virgin air 壊れて消えた
追い越していく Virgin air
“Untill I can do...”
“Holy night”, icy “Holy night...”
白い闇 / ROUAGE



もうすぐクリスマスですね。
街を歩けば嫌でもそれを実感させられる空気で溢れています。
日本人の多くはその本来の意味を忘れ
恋人達のイベントとして捕らえている人も多いでしょう。
もちろんそれも結構です。
ですが、たまにはその意味を考えてみるのもいいでしょう。
クリスマスはキリストの誕生を祝う日。
元々はそういった意味の記念日です。
極めて宗教的な行事なんですよね、ご存知でしょうが。
今日は神に対する俺の考えを書きたいと思います。
ぶっちゃけ、ちょっと長い話です。

皆さんにとって「神」とは何でしょうか。
信じる人にとっては絶対の存在であり、
信じない人にとっては単なる偶像でしょうか。
或いはそれぞれ神への考えは異なっているのでしょうか。

俺は神も、それに準ずる霊的なものも信じていません。
念の為に言いますが、「信じていない」のであって
絶対にあり得ないと否定するものではありません。

神が存在するか否か。
どの神が真の神なのか。
これは古くからの人類の疑問であり、また争いの根源となりました。
己が信ずる神を護るがために違う神を崇める者を攻撃する。
これが人類の歴史の中で繰り返され、今もまだ続いています。

俺は、神に対しての考えを次のように思っています。
「神は、自分の中にいる」
これは高校生だった頃に少し変わった友人が言った言葉です。
当時はその意味を全く理解できずにいました。
ですが、今はそれを自分なりにこう解釈しています。

神とは
自分が希望を見出したい時、強くありたい時、
正しくありたい時、絶望に立ち向かう時、
それらの根拠となるべきものである。

分かり易く言うと
自信を持ちたい人が
「神はきっと助けてくださる」と思う事。
絶望に立ち向かう人が
「これは神が与えた試練で、乗り越えれば光がある」と思う事。
そうやって生きる力を得る事。

これが神の存在意義であるという事です。
逆にそれが必要でない人には必要ないんです。
当たり前のようですが、これを理解する事で
自分が信じないからと言って必要以上に
信じない神を非難する事もなくなるのではないでしょうか?

信じる者がそれによって希望を得ているのも事実。
信じない者はそれなしにも希望が持てるのも事実。
宗教とはその範囲内においてのみ、
信ずる事が法律上も許されているんだと思います。

この結論はあまりに単純で簡素ですが、
それが通じない現実が多くありました。

あらゆる宗教が戦争の大儀にされ、金を集める理由にされました。

集金目的としか思えない人の道すら反れた宗教。
他の神を批判し唯一の神と名乗る宗教。
今回話題にしたキリスト教も、見方によっては
ヨーロッパ諸国の侵略を正当化する為の口実とされたのです。
有史以来最も多くの人を殺した考えがキリスト教である、
とも言われています。

これでは信仰そのものを愚か者の所業と言わざるを得ません。
信仰とは希望を得るための物であり、
人を苦しませたり縛り付ける物ではないと思います。

或いは
神もまた人の作り出した物だとしたら
神など人の愚かさの象徴なのでしょう。

俺はそこまで思いたくはないです。
「神は、自分の中にいる」
この時期になるとこの言葉を思い出します。
皆さんにも考えて欲しいと思います。
クリスマスを恋人と過ごしたり、飲んで過ごすのも
「神」という概念に受ける一つの恩恵かな、なんて。



クリスマスは飲み会予定のみのるでした。
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【2005/12/22 07:05】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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