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男たちの大和。・゚・(ノД`)・゚・。
「静かにね」笑顔で君は、いつものように。
あたしが(あなたの気持ちなど考えずに)
ずっと泣いているから、耐えるのでしょう?
「キミを、ずっと、抱きしめてるよ。」
服の下には、似顔絵が。
本当はね、知っていた、キミが困ったときによくやる顔。
怖いから、奥歯を、食いしばる事。
ヘンレケは檸猛なうなりをあげ、
座席のあなたはきっと涙をこらえる必要は無い。
なぜなら、もうあたしには高すぎて見えなくなってしまうのだから…
※ヘンレケ …ゲンドウキ ノ ヨウナ モノ
 ナンキョク…アナタ ノ コト
南極 / 彩冷える



男たちの大和、見てきました。
久しぶりに映画で泣いた、と思います。
内容についてあまり多くは語らずにおこうと思います。
ただ、この映画が女性よりも圧倒的に男性の支持を得た理由は
はっきりと分かりました。

キャッチコピーの
「もう会えない君を、守る。」
これがこの映画の全てと言ってもいいかもしれません。
今までの日本の戦争映画と言えば、
戦争に翻弄された庶民の姿を描いたものがほとんどでした。

戦争は愚かな行いであり、いつも弱者が犠牲になる。
太平洋戦争は軍国主義の暴走が引き起こした悲劇である。

これは、もちろんある意味では間違っていない考えです。
ですが、日本においては
戦争の全てを軍国主義の責任にし、
その本質に目を向けようという姿勢が否定されてきました。

俺がこの映画で一番グッときたのは、
大和の乗組員達が家族や恋人に最後の別れをする場面でした。
戦争に赴いていった男達、
自らの命を「御国のために」投げ打って戦った人達を
「軍国主義の洗脳」と片付ける事は容易です。
ですがそれらは彼ら一人一人の想いを全く汲み取ってはいません。

「御国のために」
この言葉は軍国主義に洗脳された「兵器」の言葉ではありません。
この言葉に込められているのは
自分の家族、恋人、友人・・・
それら愛する人を、愛する人が暮らす国を、守りたい。
そういった「男の」気持ちです。

残念な事に日本の教科書はこうした事は教えてくれません。
敗戦後にGHQや特定アジアと交わした決まりに
未だに縛られ、自国の為に死んでいった者すら否定する教育。
それが我々の社会にに深く根付いてしまっています。

教科書や新聞は必ずしも真実を伝えてはいないのです。

最近では靖国参拝の問題がそれに当たるでしょうか。
靖国に関しては様々な意見があるでしょう。
ただ、「戦犯が合祀されているからダメ」などと安易に言う人へ。
「戦犯」がどういうものか知っていますか?
教科書どおりの知識しかないなら、学ぶべきです。
学ぶ気すらないなら、何も言う資格はありません。

靖国は国を守った人達との「約束の場所」です。
個人がそれをどのように思うかは自由ですが、
国家としての参拝は当然の事です。

この国に誇りを持てないなら、どこかへ移住すればいい。
この国を誇りに思うなら、靖国を否定するな。
「靖国で会いましょう」
と言い残して死んでいった人達を否定するな。



案の定というか、話がそれてしまいましたが・・・
とにかく。
この映画は「戦争の虚しさ」ばかりでなく、
戦時に生きた人の「思い」
何のために生き、何のために死ぬのか・・・
を感じ取れる映画だと思います。
オススメです。



最近うまく話がまとまらないみのるでした。
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【2006/01/25 04:59】 | 日常 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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